「『最短即日融資』と書いてあるカードローンに申込んだのに即日融資できなかった。」という方も少なくありません。なぜなら、あくまでも「最短」であって、即日融資できないケースもある表記の仕方だからです。金融機関の場合、「完全即日融資」という書き方はまずできません。あくまでも、「最短」という表記になってしまうのです。では、なぜ、即日融資ができなかったのでしょうか?即日融資できないケースを紹介して解説します。
「最短即日融資」は即日融資が絶対にできるということではない!
「最短即日融資」はあくまでも最短ですので、次の日かもしれませんし、2営業日、3営業日かかってしまうのかもしれないのです。
金融機関は「最短」をつけずに即日融資可能という表記をすることはまずありません。
すべての条件が上手く行ったら、ベストが「即日融資」ということになります。
ただし、即日融資ができないケースというのもある程度絞られてきます。ではどのようなケースで即日融資に至らないのでしょうか?
1.時間切れ
例えば、カードローンの場合は、通常は審査通過後ローンカードが郵送されてきて、そのローンカードを使ってコンビニATMで借り入れが可能になります。
郵送をするということになれば、少なくても2日ほどかかってしまいますので、即日融資ができないことになります。
そこで、カードローン会社は即日融資希望者の場合は口座振込で希望額を入金して即日融資を行うのです。
そのため、銀行の営業時間内に審査や契約が完了していないと、振り込めないということになってしまうので、審査が通っていても翌日入金となってしまい、即日融資ができないのです。
銀行振込ではなく、自動契約機でのローンカード受け取りでコンビニATMで引き出す方法の方が即日融資ができる時間的余裕は大きいのです。
2.審査落ち
これは当然ですが、即日融資であろうがなんだろうが、審査に通らなければローンサービ自体を利用することはできません。
一見、忘れがちなのですが「審査の難易度」も即日融資をしたいのであれば重要な比較検討事項になるのです。
3.銀行口座開設が必要
条件付で即日融資が可能なものがあります。
例えば
りそな銀行カードローンは、「りそな銀行の銀行口座をお持ちの方は即日融資可能」となっています。
きちんとウェブサイトなどに記載はされているのですが、どうしても大きく「最短即日融資可能」と書かれているので、勘違いして申込んでしまう方も少なくありません。
りそな銀行口座を持っていなければ、りそな銀行の口座開設をしなければならないので、即日融資はできないことになってしまうのです。
銀行カードローンの中には、自社の口座があることを即日融資の条件にしている銀行が少なくありません。カードローンを比較する時点で注意が必要なのです。
4.金融機関側が処理が追いつかない
繁忙期など申込みが集中してしまった場合には、金融機関の担当者は限られているので、処理能力を超えてしまうことがあります。
当然、この場合には申し込みをしている人には落ち度はありませんが、単純に対応がその日のうちに間に合わずに翌日に持ち越してしまうことになってしまうのです。
できるだけ申込みの少ない時間帯(午前中)を狙う方がよいのです。
まとめ
即日融資というのは、確実に今日中にお金が受け取れることが約束されたものではありません。
下記のような理由で即日融資ができないケースがあるのです。
- 時間切れ
- 審査落ち
- 即日融資条件の対象外
- 金融機関側が即日対応できない
同時に別の即日融資可能なローンに申込む準備をしておくなど、リスクヘッジの対応をすることで、即日融資の可能性を引き上げることができます。
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